2016年1月9日土曜日

零れ落ちる記憶と


ここ数年、記憶力の低下が酷いのです

私は元は記憶力がかなりいい方で、
中学の時は授業聞いてればテストも特に問題なかったし、
専門の時も習ったことを忘れることはなかったんです
(高校は、そもそも授業をまともに聞いてなかったので、そりゃあ酷い成績でしたが)

忘れ物をしても、記憶をビデオのように巻き戻せばいつどこに置き忘れたかちゃんとわかったしね

それが最近では、数日前とか、ひどい時は前日のことも曖昧だし、
昔のことも年代問わず怪しい

いつからこんな風になってしまったのかもよく思い出せません
たぶん、仕事を辞めて床に臥せるようになってからのような気はしますが
(ということは、2013年頃からか)

だから、最近は記録を取ることを大事にするようになりました
ツイッターもインスタもFacebookも、もちろんSNSとして友人と繋がるためのツールではあるのですが、
私にとっては外部記憶装置です
(わぁ、攻殻機動隊みたいなこと言ってる)

iphoneでやたらと写真を撮るのもそう、
このblogを書くのもそう

ほぼ日手帳への日々の出来事を記録するのもそうですね、記憶を繋ぎ止めるための行為です
PCデータ等の記録は、簡単に壊れることもありますから、
アナログな記録も必要です

zineを作るのも、そうなのかなぁ
以前作ったのを見ると、その時の考えや感覚が蘇るし、
立派に外部記憶です

ただ、記憶を繋ぎ止めることは必要なことなのかどうか、疑問に思うこともあります
忘れる程度のことなら、そもそもいらないんじゃないかという気もするのです

でもやっぱり全てがこぼれ落ちてしまったら、
ひとりぼっちになるような気がしてこわい
そんなことはないのだと頭ではわかるのですが、
忘れて忘れて、今まで出会った人たちとのことが全部なかったことになるような恐怖感

めんどくさく書きましたが、
要は生まれてから今までの楽しかったことを全部全部手の内に閉じ込めていたいのです
貪欲なのです
そのための努力は惜しまないということです

がんばる!
脳トレとかしたらいいのかな
DSのソフトがどこかにあったはず
久々にやろうかな